さて只今CD棚にある、『Dippin’ / Hank Mobley (Blue Note 84209)』が目についたのでそれを再生しながらっと・・・。
1曲目の軽快なジャズ・ロック「The Dip」から、必殺の2曲目「Recado Bossa Nova」へ続く構成は流石ですね・・・。
ブルーノートのプロデューサー、アルフレッド・ライオン。古のジャズ喫茶ではこのアルバム、大人気であったと聞いたことがあります。
あ・・・・・ジャズって何なのよ?って話をするんでしたね、失礼。えーっとねえ。
ジャズって何なのかは、一言じゃ言えない。
・・・・・はいっ、そこっ!石を探さないないようにー。(少しは)真面目に答えますからっ。
(´・ω・`)ノ
ジャズは、100年の歴史をかけて「時代と共に」変遷を繰り返した音楽です。
よって1930年代からは、10年毎にまったく異なるスタイルの演奏方法が流行りました。
現在は、全てのジャンルが混沌と存在するカオスな状態、例えれば「ガラパゴス諸島」に生息する動物達の如き状況。だから一言で、全ては説明できんのです。
つまり、一般人が立ち入るには危険がいっぱい(笑)な音楽ジャンルとなってしまった訳ですねえ・・・・・あと、ガラパゴス諸島化したものは、全て大衆受けする訳もなく。
そんな感じなので、わたくし加持のようにジャズなら何でもあり!という人は少数派。なので、
えー近くの音楽マニアが、『ぼく、ジャズ・ファンなんですう』 と言った場合は注意が必要(笑)。まず、そいつがどのスタイルが好きか判らんので。
マニアしか判らん例えを書いてみると、
そいつ、大のサン・ラ(Sun Ra)マニアかもしれないし・・・・。
すでに消滅した「アメカゴ.net」に掲載したプロフィール用のイラストを書いていただいた某方のように、坂田明の真似が得意だったりする可能性があるから・・・。
危ない、実に危ない(笑)(´・ω・`)ノ
一般向けの例えとしては、女性の場合、貞操の危機(笑)にさらされるであろうし、男性の場合は喧嘩沙汰に発展しかねないっ。
つまり「ジャズを聴きだす」為には、いろいろと教えてくれる「ガイド役」が必要となってきます。
・・・で、タイミングの良いことに今年の1月10日(日)「新潟県立生涯センター」で、ジャズの特別公開講座が開催されました。
講師は、新潟大学時代の先輩であり、現在東京で正統派ジャズ・ドラマーとして活躍中の高橋徹(たかはしとおる)さんです。
タイトルもずばり、「プレーヤーが伝えたいジャズの歴史」
次回からは、国立音大の学生さん向けのカリキュラムを1時間に凝縮して講義された模様を、加持がかいつまんでお届けしたいと思います(途中、補足も入れるんで1回じゃ終わらんかも)。
では、次回までー。